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公務員試験おすすめ参考書まとめ!教養・専門別に国家公務員が解説!

公務員試験の対策をしたいけど、どの参考書がおすすめなの?合格者の声が聞きたい!
公務員試験の対策をしたいけど、教養・専門試験と科目が多い!科目別におすすめの参考書を教えて欲しい!

これから公務員試験を受験しようと考えている方で、「どんな参考書を使ったら効率よく、最短で公務員試験に合格出来るのか知りたい!」と思い、おすすめの参考書を探している人は多いと思います。

今回は、国家総合職、国家一般職、国税専門官、裁判所一般職、地方上級の全ての筆記試験をたった半年で突破した経験のある、元国家公務員の僕がおすすめの参考書を厳選してお伝えしていきます。

一般教養・専門試験とそれぞれの対策の仕方やスケジュール感、各科目ごとの対策について説明しながらおすすめの参考書をお伝えしていきます。

公務員試験の一般教養試験の対策の基本的な思考法

 

 

公務員試験の「一般教養試験」を最短で突破するためには、筆記試験の問題の特徴を正しく把握し、各科目ごとに振り分けるエネルギー量を正しい配分に振り分けて望む事が大切です。

ここからは、公務員試験「一般教養試験」の特徴と、対策の仕方についてポイントだけ絞って簡単に説明します。

ポイントは以下の3点です。

「教養試験の対策=数的処理の対策」と心得よ!

②文章理解に対策は要らない!絶対に時間をかけるな!

③知識問題は広く、浅くをモットーに!深追いを絶対にしない!

1つずつ簡潔に説明します。

①「教養試験の対策=数的処理の対策」と心得よ!

 

 

公務員試験の一般教養の対策とは、すなわち「数的処理の対策」と断言する事ができます。

公務員試験の一般教養の問題は全体が40問で構成されており、文章理解(国語・英語)が約10〜11問、数的処理(数的推理・判断推理・資料解釈)が約17〜18問、知識問題(自然科学・社会科学・時事問題)が約12〜13問という内訳になっており、数的処理の占める割合が約半分です。

一般教養試験の合格ボーダーは約6割と言われる事が多く、40問中24問の正解をどうやって稼ぎ切るのかという戦略が大事ですが、数的処理が致命的にできないと、ボーダーラインに載せる事がほぼ致命的になります。

逆に言えば、数的処理で12〜13問を正解出来る実力さえつけば、残り12点をどう稼ぐか?と言う思考に持っていく事が可能になり、文章理解で約6点、知識問題で約6点と低めに見積もっても合格ラインに乗せるイメージが湧き上がってきます。そして文章理解や知識問題は対策しなかったとしてもそのぐらいの点数は稼げます。

つまり、どのみち一般教養試験を突破したければ、数的処理の対策が命になり、決して逃げられないと心得てください。数的処理を制するものは公務員試験の一般教養を制すると言っても過言ではありません。

②文章理解に対策は要らない!絶対に時間をかけるな!

 

 

公務員試験の文章理解は、国語と英語の読解問題で全体の約4分の1の10点〜11点を占めますが、正直な事を言えば対策は必要ありません。正確に言えば、対策によって点数が上がるかと言われれば微妙で、明らかに大学までのスペックによって決まる領域と言う事です。

そして、どんなにできない人でも5〜6点ぐらいは普通に取れるのも文章理解の特徴です。つまり、対策をする事によって残りの約5点を上げられる実力に繋がるか?と言う思考になりますが、変わらないでしょうね、多分。

つまりここは本番勝負をかけるしかありません。そして、どんなに得意でも満点を安定してとるのが難しいです。僕はかなり得意でしたが、それでも毎回1問はミスりました。選択肢が微妙なものがあり、悪問も混ざっているので、全力で対策するにはコスパが悪いと個人的には確信しています。

しかし、ここで10点稼げると、ほぼ合格は見えていて、残りは解ける問題だけ確実に解き、分からない問題は全て2にマークと言う戦略でもボーダーには乗せられるので、文章理解のセンスがある人は普通に一般教養試験は受かるのもまた事実です。

③知識問題は広く、浅くをモットーに!深追いを絶対にしない!

 

 

一般教養試験の知識問題は「自然科学・社会・人文科学・時事問題」に大別されます。

さらに自然科学には「物理・化学・地学・生物」、社会科学には「日本史・世界史・地理・政経・思想文化」が存在し、それぞれの領域から約1問ずつ出題されるようなイメージです。

この知識問題ですが、出題範囲が恐ろしく広いにも関わらず出ても1問と言う鬼畜な分野です。なので、真面目にやり込むにはコストパフォーマンスが悪いので、完全に捨てると言うのも1つの手です。

しかし、全くの対策無しというのは不安になり、精神衛生的にもよろしくはないので、広く浅くざっくりと目を通すようにしておき、数問は自信を持って回答が出来るようにしておくというのが勉強のゴールです。

また、その中でも捨てる発想が大切で、文系の人間が物理や化学を0から真面目にスタートしても効率が悪いので、自然科学は捨てる代わりに社会科学をある程度対策しておく等の工夫をするのがコツです。僕は物理と化学と地学は完全に捨てました。(本番は勘でマークしたら当たりました。笑)

とにかく、広く浅く対策し、捨てる領域を決めるという諦めに似たマインドが求められます。

公務員試験の数的処理は一般教養の要!おすすめの参考書!

 

 

先述した通り、公務員試験の一般教養試験は数的処理の対策でほぼ全てが決まります。

公務員志望の学生には私立文系の人も多く、中には大学受験で数学を完全に捨てた人もいます。しかし、そんな人でも公務員試験レベルの数的処理であれば、ちゃんと対策をしておけば確実に点数を稼ぐ事はできます。少なくとも、足を引っ張る事のない所までの実力は十分つけられます。

数的処理は「①数的推理、②判断推理、③資料解釈」の3つの分野で構成されていますが、それぞれの対策のコツとおすすめ参考書を紹介していきます。

①数的推理の対策とおすすめ参考書

 

数的推理は、速さの問題食塩水の問題といった、一般的に中学校で習う数学の文章題です。大卒でも苦手な人が特に多い分野ですが、得意な人は逆に得意すぎるという領域でもあります。

この数的推理の対策のコツですが、「数学は暗記科目である!」というマインドを必ず持つということです。毎回決まったやり方で解くのがコツで、パターンを覚えきってしまえば対策は十分です。

例えば「速さの問題」の方程式を作る時も、毎回“距離”についての方程式を作る!とオペレーションを整え、決まったやり方を頭に叩き込むのがコツです。苦手な人ほど、今回は”時間”についての式を作る!、今回は”速度”について、、、とブレまくっていくので、やり方を覚えることを意識してください。

数的推理は思考力を試す試験ではなく、暗記力を試す試験です。

おすすめの参考書は「畑中シリーズ」です。(後述しますが、判断推理も資料解釈も基本的には畑中シリーズで基礎固めをすれば十分です。それが終われば過去問で問題慣れするだけのことです。)

②判断推理の対策とおすすめ参考書

 

判断推理は、数的推理とは少し異なり、やや右脳的な能力が試される分野です。○×表を作って矛盾点を探したり、複数人の発言をヒントに正解を見つけに行ったり、クイズ的な領域です。

数的推理がガチガチの数学なのに対し、判断推理の方が手作業で答えを見つける感じです。

しかしいずれにせよ求められる対策方法は「パターンの暗記」の一言に尽きます。結局のところ比較表の作り方を覚えてしまわないと解けないので、パターンの暗記をすることが対策だと思ってください。

おすすめの参考書はこちらです。

③資料解釈の対策とおすすめ参考書

 

数的処理が苦手な人でも、時間さえかければ答えにたどり着けるのがこの資料解釈の分野の特徴です。与えられた表やグラフに記載してある数値から読み取れることを探すだけなので、そこまで難しくありません。

数的推理と判断推理がどうしてもダメでも、資料解釈だけは出来るようにしておくといいと思います。本番でも時間をかけて確実に正解を狙いにいけるので、貴重な1点を稼ぐことが出来る分野です。

おすすめの参考書はこちらです。

公務員試験一般教養おすすめの参考書!文章理解(現代文・英語)

 

 

先述しましたが、文章理解に特別対策は要らないです。ポテンシャルで決まります。

しかし、公務員試験で出題される文章理解の形式を把握しておくことは必須なので、過去問で確認しておきたい所です。

おすすめの参考書はクイックマスターです。過去問を解くというつもりで利用してください。

 

また、英語についてですが、現役時代から時間が空いていて、単語をど忘れしている人は、英単語の復習の対策をしてください。これはやるかやらないかで大きく差が出る所でもあります。

おすすめの単語帳は「Duo」です。これだけで十分です。

公務員試験一般教養おすすめ参考書!自然科学(物理・化学・生物・地学)

 

 

自然科学は文系大学出身の受験者が多い公務員試験においては、受験生泣かせの領域です。僕も文系なので、物理と化学は諦めた経験があります。本気で対策をしたいのなら予備校のレジュメに勝る参考書がないというのが本音です。

もし独学でやられるのであれば、スー過去を1冊買ってください。その中で見たことがある知識が本番に出れば儲けものという感覚です。深追いしても無意味なので、ほどほどで構いません。

おすすめの参考書はこちらです。

公務員試験一般教養おすすめ参考書!社会・人文科学(地理・日本史・世界史・思想)

 

 

社会・人文科学は文系にとっては点数の稼ぎ所でもあります。しかし、高校時代には世界史か日本史のどちらかしか選択していないですし、地理や思想などは苦手な人も多いです。

コツは自分が高校時代に選択した科目を対策することです。とにかく範囲が広すぎるので、頑張ってもカバー仕切るのはほぼ不可能です。やらないよりやった方がマシという冷めたマインドで、とりあえずスー過去をいておく感じで構いません。

社会が昔から好きな人は、真面目にやっても苦にならない、かつ、点数に直結するので力を入れても構いません。

おすすめの参考書はこちらです。スー過去以外にも大学受験で使う参考書も役立つので、載せておきます。

公務員試験一般教養おすすめ参考書!時事問題

 

 

時事問題の対策ですが、これは試験直前に行ってください。と言うより、その年の時事問題が出題するので直前以外対策のしようがありません。本当の所を言えば、時事対策は予備校がかなり強いです。かなりのスキームを持っていて、毎年予想を当てています。予備校に通う場合は予備校のレジュメで対策が大正解です。

もし独学でやられる方はおすすめの参考書は「速攻の時事」です。直前に購入し、1冊網羅してください。

公務員試験の専門試験の対策の基本的な思考法

 

 

それではここからは、公務員試験における「専門科目」の対策方法と、おすすめ参考書について解説していきます。

専門科目は、国家総合職、国家一般職、国家専門職、裁判所一般職、地方上級の一部試験において出題されるもので、一般教養と異なり、専門知識として、法律や経済といった社会系の学問で構成されているのが特徴です。

そして、一般教養試験が地頭の良さで差が出るのに対し、専門科目は努力量が確実に点数の差につながります。つまり、やったらやった分だけ点数を稼げるのがこの専門科目です。

専門科目の勉強のコツは、どの試験にも出題される科目を中心に勉強することで、「憲法・民法(物権・債権)・経済学(ミクロ経済学・マクロ経済学)」が主要科目を中心に勉強してください。

専門科目が出題される試験の中で最も選択しなければならない科目が多いのが「国家一般職」ですが、上記の他に「社会学・政治学・財政学・英語専門等」から合わせて6つ選択することになります。

「憲法・民法・経済学」は国家専門職や裁判所一般職の試験などでも求められるので、併願受験する人は国家一般職試験でも選択する人が大半です。それ以外に、残り2つとして「財政学と政治学」を選んだり、英語が得意な人は英語で責めたりと戦略をどう立てるのかがポイントです。

ここでは主要科目の「憲法・民法(物権・債権)・経済学(ミクロ経済学・マクロ経済学)」のおすすめ参考書を解説していきます。

公務員試験専門おすすめ参考書!憲法

 

 

専門科目でまず一番最初に勉強をすべきなのが「憲法」です。後述する民法の勉強をする際にも、憲法で学ぶ“人権”が理解出来て来ないと、民法は正確に理解出来ません。

基本的に法律とは、憲法で定められた人権を尊重していくために必要な「ルール」です。つまり、人権ありきの概念なので、法律である民法は人権を定める憲法よりも階層的には下に位置する概念です。

まずは憲法から勉強していくのがコツです。

また憲法は専門科目の中でも最も簡単であり、難易度も低いため、得点源にしやすいです。憲法が苦手という人はほとんど聞いたことがありません。

おすすめの参考書はスー過去です。これで十分です。

公務員試験専門おすすめ参考書!民法

 

 

公務員試験の専門科目の中でヘビー級なのが「民法」です。民法を最速でマスターするためのポイントは次の2つです。

 

①過去問ではなく講義型の参考書で全体像を把握する。

とりあえず1週するを意識する。

 

民法の対策ですが、過去問中心の対策はNGです。まず理解出来ません。

民法はかなり奥が深い学問で、法律の構造をある程度知らない人からするとチンプンカンプンになりやすいです。そこで、講義型の参考書を使うことを強くおすすめします。

また、民法を勉強するときのコツですが、分からない箇所やつまずく単元が出てきても、とりあえず読み進めてまずは1周することを意識しましょう。そもそも法律は単元ごとに分けられるモノではなく、全体が理解できて初めて理解出来たと思える学問です。

おすすめの参考書はこちらです。2冊ありますが、「物権と債権」あるので別々のものです。

 

これが読み終わって理解が深まってから、スー過去で練習問題を解くのが一番効率のよい勉強方法です。

 

公務員試験専門おすすめ参考書!ミクロ経済学・マクロ経済学

 

 

公務員試験の専門科目の中でも、民法と同等にヘビー級なのが経済学です。経済学は2つあり、ミクロ経済学マクロ経済学の2つです。こちらも文系で数学嫌いな人はかなり苦戦する科目です。

勉強の順番としてはまずはミクロ経済学から先に取り組んでください。マクロ経済学からやってもいいですが、なんとなく気持ち悪いです。笑

また、勉強の仕方は参考書と問題集を並行しながら行ってください。経済学は手を動かして問題を実際に解いてみないと、全く実力がつかないことが特徴的な学問です。問題を解きながら分からないところを参考書で読み返すスタイルをおすすめします。

おすすめの参考書はこちらです。

最後に

 

 

以上、公務員試験対策の方法とおすすめ参考書についての解説です。

新卒で公務員を目指す方、民間からの転職を目指す方両方にとって勉強は辛く大変だと思いますが、最後までやり抜けば合格を掴むことのできる試験です。

正しい勉強法で、正しい試験対策をして公務員試験を乗り切ってください。

ABOUT ME
長尾さん
割と頭はいいけど、社会不適合な人に「もっと好きに生きていいよ。」というメッセージを届けるメディア。①ブログ運営、②資産運用、③働き方について発信中。 新卒で入社した生保を即退職し、国家公務員に転職するも「会社勤め無理」と悟りの境地に達し起業。PCに文字を入力するお仕事でPC10台分ぐらいは稼げてます。勤務地は地球です。※協調性はありません。