・FXをはじめてみたいけど、どうやってトレードしたらいいの?
・FXの注文方法を知りたい!まだイメージが湧かないです!
ちょっとFXに興味が出てきたものの、いざFXを始めるとなっても全くの初心者であれば何をどうしていいのかサッパリ分からないと思います。
特にFXの場合は、「実際どうやってトレードってするものなの?」というイメージなしにはスタートするハードルが高く感じるのではないでしょうか?
ただし、安心してください。FXの取引方法はかなりシンプルです。この記事で紹介する3種類の注文方法をとりあえず知っておけば、10分後にはあなたもトレーダーとしてマーケットに参入することは全然できます。
FXの売買方法や注文方法については、あなたが思っているよりも遥かに簡単ですよ。
今回はFXの注文方法の種類、利益確定の方法から損切り注文の方法までサクッと解説していきます!
・初心者が知っておくべき3つの注文方法!
・利益確定の注文の方法
・損切りの注文の方法
・FXの取引単位「ロット(lot)」の意味は?
それでは解説していきます。
目次
FXの注文方法はとりあえず3種類覚えておけばOK!

初心者が覚えておくべき超基本となる注文の方法は全部で3種類です。
①成行注文
②指値注文
③逆指値注文
この3つの注文がFXにおける基本形となります。
そしてこの3つを組み合わせたりすることもできるので、注文方法はかなり自由に行えるのがFXの魅力の1つでもあります。
FXの注文方法①成行注文とは?

1番シンプルかつ、理解しやすいのが「成行注文」と呼ばれる注文方法です。
これは「今まさにその値段で買います!」という注文方法です。
例えば今現在ドル円のレートが100.5円であればそこで成行注文を入れると、あなたはドル円を100.5円で購入したということになります。簡単ですよね。
ただし、成行注文には注意点があります。
それは必ずしもあなたが思っているレートで約定するわけではないということです。なぜならリアルタイムの値段を見て、購入ボタンを押すタイミングでもレートは微妙に動いているので、若干イメージしているプライスとズレが生じることがありま。
このズレのことを“スリッページ”と言います。「くそ、約定レートがちょっとスベった!」なんて言っているトレーダーがいますが、これは成行注文を出して、イメージしていた価格よりも悪いレートで約定してしまった状態です。
成行注文をする際には、このスリッページが大きくなりすぎないように「スリッページは〇〇まで」と設定することもでき、あまりにレートに乖離が出る場合は、成行注文をしても約定しないようにストップさせる仕組みもあります。
FXの注文方法②指値注文とは?

2つ目の注文方法は「指値注文」です。
これは「相場が〇〇まで落ちてきたら買い!」もしくは「〇〇まで上がってきたら売り!」という注文方法のことです。
例えば今のドル円が101円だとして、「100円まで落ちてきたら買いたいなー」と思ったら、100円というプライスに買いの指値注文を入れておくという使い方になります。
FXの注文方法③逆指値注文とは?

3つ目の注文方法は「逆指値注文」です。
これは「相場が〇〇まで上がったら買い!」または「相場が〇〇まで下がったら売り」という注文方法です。
例えば、ドル円のレートが今99円で、「100円まで上昇すれば次は120円が見込めるから、100円に上がったタイミングで買いたい!」と思えば、100円というプライスに逆指値注文を入れておくという使い方になります。
先程紹介した「指値注文」とやや混同しやすいですが、指値注文は逆張り(落ちてきたところを買う)に対し、逆指値注文は順張り(上がってきたところで買う)というイメージです。
俗に言うブレイクアウト(例えば高値を更新したタイミングで買い!)というのは「逆指値注文」ということになります。
<指値注文と逆指値注文の違いを整理>
・指値注文
→落ちてきたところを狙って買い!
・逆指値注文
→(例えば)直近高値更新のタイミングでブレイク上昇狙いで買い!
FXで利益確定を行う時の注文方法は?

取ったポジションに対して利益が乗ってきた場合、自分の含み益を利益に変えるためには「利益確定」という決済注文を出す必要があります。
100円で購入したドル円が、101円に上昇して、そこでポジションを閉じて利益確定をするというイメージですね。
この利益確定の方法としては①成行注文か②指値注文で決済することになります。
とにかく今すぐに利益確定したいと言う場合は成行注文で売りを出せばいいですし、最初から101円まで到達したら利確すると決めていたのであれば101円に売りの指値注文を入れておけば、勝手に決済されます。
FXは売り注文からエントリーする方法もありますが、逆になるだけで理屈は一緒です。
・利益確定は「成行注文」か「指値注文」で決済しよう!
FXで損切り(ストップ)をする時の注文方法は?

自分が上がる!と思ってエントリーした場合でも、予測とは逆に相場が動くことは当然あります。
その場合はこれ以上損失が大きくなるのを防ぐために、自ら負けを認めて「損切り」を行わなければなりません。リスク管理をする上でも非常に大切なことです。
そして損切り注文の方法としては、①成行注文か②逆指値注文を出すことによってポジションをクローズすることになります。
今すぐ損切り注文を出すという場合は成行注文で損切り完了。あらかじめエントリーする段階で「99円までドル円が下落したら諦めて損切りする!」と決めている場合は事前に99円に売りの逆指値注文を出せば、自動で損切りされます。
初心者の方はリスク管理の観点からも、ぜひエントリーする時に「ここまで下がったら諦める!」というストップラインを決めておき、エントリーと同時に損切りの逆指値注文も同時に出しておく事をオススメします。
そうする事で「最大で損してもここまで」とリスクは管理できますし、FXで大損した!と言う事態は排除できます。
・損切り注文は「成行注文」か「逆指値注文」で決済!
・初心者はエントリーと同時に逆指値注文で損切りの設定を忘れずに!
FXの注文方法!取引の数量「ロット(lot)」とは?

FXの注文を行う際にもう1つ知っておくべき事があります。
それはFXの売買単位である「ロット(Lot)」という概念です。FXの場合は「1ロット(lot)=10,000通貨」という単位で取り扱われます。
例えばドル円を売買したいと思った時に、10,000ドル分購入したい場合は画面操作的には「1ロット(lot)」で買い注文を入れる事になります。
1ロット(lot)のイメージですが、「1円の値動きに対して±1万円の変動」だと覚えておきましょう。
ドル円を1ドル=100円のレートの時に1ロット(lot)購入して、101円に上がればプラス1万円、99円に下がればマイナス1万円というイメージです。
実際には中々1日で1円の変動は少ないので、0.3円(30銭または30pips)とかで動く事が多く、その場合だと3,000円程度の変動ですね。意外とFXってリスクがある投資ではないんですよね。
ただし調子に乗って、「100ロットで人生を賭けた大勝負!」とバカな事をやると、仮に0.3円の下落でも一気にマイナス30万円とかになるので注意が必要です。
しかし、いずれにしてもFXはこのロットを調整すればリスクを抑える事ができますので、まずは最小の1ロットから試験的にトレードしてみる事が望ましいですね!注文方法とかもやりながら覚えていけばすぐにマスターできます。
以上、第4回目の講座でした。
次の記事→STEP5:【初心者】FXの始め方!口座開設をしてまずは「少額投資」で慣れる!
前の記事→STEP3:FXのリスクまとめ!危険で怖い投資なの?リスクは管理出来ます!
初心者におすすめの証券口座は下記の3つです。

総合評価 | ![]() |
---|---|
取引コスト | ドル円で「0.3銭(原則固定)」 |
通貨ペア数 | 20通貨ペア |
ポイント | ・業界最狭水準のスプレッド ・FX口座数 国内第1位の実績 |

総合評価 | ![]() |
---|---|
取引コスト | ドル円で「0.3銭(原則固定)」 |
通貨ペア数 | 19通貨ペア |
ポイント | ・取引ツールの使いやすさ第1位 ・スワップポイントが高い |

総合評価 | ![]() |
---|---|
取引コスト | ドル円で「0.3銭(原則固定)」 |
通貨ペア数 | 20通貨ペア |
ポイント | 少額取引が可能なFX会社 (1000通貨からOK) |