仕事論

間違いだらけの常識を正す!転職はリセットじゃなくてチューニング?

・もっと自分を評価してくれる場所が他にあるはず!

・転職さえすれば全てがひっくり返る!

今の会社に心底嫌気を感じているあなた。

正直この会社の評価はおかしい!こんな会社辞めてやる!もっと自分を生かす職場は他に絶対あるはずだ!

このように転職さえすれば、全てがバラ色に変わると夢と希望を持っている人がいますが、残念なお知らせです。そんな転職はありえません。断言できます。

よく考えてみてください。会社を変えたとしても「会社員」という身分が変わるわけではないですし、会社組織というのはどこの会社でも似たような仕組みを採用していますよね?

もしあなたが、転職で人生が変えられると信じて転職したらきっと絶望的な未来が待っています。数ヶ月後には「あれっ?」と違和感を感じて、数なくとも半年後にはもう一度転職を考えることになるでしょう。

ただ、だからと言って転職に夢や希望を持つな!と言っているわけでは決してありません。大切なのは転職をすることによって「変えられることと変えられないこと」を正しく把握することです。

そもそもあなたは転職するに当たって、「年収も上げて、労働時間は減って、職場環境もよくなって、、、」なんて本当はありえないことは薄々気づいているはずです。

でも大事なのは全てを変えることじゃないですよね。今あなたが仕事で最も嫌だと感じる領域をまずは解決したい、本当はそれが一番緊急性のある問題ではないでしょうか?

もしそうであれば転職をすることで、今あなたが一番苦しんでいる悩みを取り除いてあげることは十分可能です。

今回の記事では、あなたが一番解決したい悩みを取り除くための転職の思考法について解説していきます。

この記事で分かること

・転職はリセットではなくチューニングに過ぎない。

・転職は「商取引」である!あなたの売り値はいくら?

・キャリア設計のコツは資産運用と同じ考え方をすべき!

それでは解説していきます。

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転職はリセットではなくチューニング

 

 

そもそも、人が転職を考える時はどんな時だと思いますか?

こんなの簡単です。「今の仕事がイヤになった時」です。これしかない。

中にはキャリアアップをしたいとか、自己実現のためとか、やりたいことが見つかったとかポジティブなことを言っている人がいますが、そんなの嘘。それは後付けでしょ。

転職の引き金なんて「くっそ、こんな会社辞めてやる!」というネガティブなものです。悪い言い方をすれば“逃避願望”ってことです。

そしてこの逃避願望を持っている人の思考回路は決まっていて、必ず「人生リセット願望」を引き起こす。

「この会社を辞めて自分はやり直すんだ!まったく新しい場所で新しい人と違った人生を再スタートさせたい!」ってね。働く場所を変えれば全てが変わると本気で信じる。

でも、転職はテレビゲームじゃない。リセットボタンなんて押せないし存在してない。

じゃあ転職って一体何?と言われれば、それは「チューニング」みたいなもの。

ちょっと例を出します。例えば今の職場の評価を5段階で5つのカテゴリーを評価したとします。するとこんな感じのグラフになる。点数的に13点です。

・給料:2点

・やりがい:2点

・労働時間:3点

・将来性:2点

・安定性:4点

では人生リセット願望を持っている人に、転職でどう変わりたいか?を聞くときっとこうなる。

バランスのいい5角形かつ、ハイスコアをイメージして、転職に夢と希望を持つわけですね。現状13点なのに、転職先に求めるスコアは20点を求めてます。

でもこれは正直絶対に無理です。ここまで好条件な会社があるのかどうかがそもそも疑問ですし、今の点数から飛躍的にアップするようなことって現実的に有り得るわけないです。

じゃあ転職する際の考え方はどうすべきか?それは、持ち点13点は変えずに、項目間で調整するしかないです。労働時間を増やす代わりに給料は上げにいくみたいなチューニング作業です。

そうすると現実的に考えてこういうレーダーチャートで転職を考えるべき。

・給料:2点→3点

・やりがい:2点→5点

・労働時間:3点→2点

・将来性:2点

・安定性:4点→1点

13点という最初の持ち点は変わってませんが、労働時間を増やすことで給料を上げ、安定性を減らすことでやりがいを増やしているイメージです。

ここで大事な思考法は「マイナスのない転職はありえない」ということです。転職すれば、前よりも悪くなる部分なんて絶対に出てくるもの。

でもそうだとすると転職先は「そのマイナスを受け入れてでも、働きたい場所」と考えないとダメですよね。結局転職で考えることって実はシンプルで自分はどのマイナスなら受け入れられるか?ということ。

どこでマイナスを受け入れ、どこにプラスを求めにいくのか。これが転職です。

何も妥協できない!という人はおめでとう。社会不適合者だと僕が自信を持って認定します。そういう人は会社員をやっていても苦痛なので、早めに独立の道を探ってください。自由になる方法は山程ある。

レーダーチャートを膨らますことができるケースは、起業して自分で自由にやる以外ないです。

でも、今あなたが職場でどうしても我慢できないことがあるとして、その悩みを無くすために何か別のことを諦められるのなら、その転職はきっと上手くいきます。

・転職サイト「リクナビNEXT」の公式サイト

僕自身も大手生保から国家公務員に転職しましたが、給料を捨てて労働時間・環境を取りました。結果的にこの転職で、少なくとも人生は変わりました。(その後やっぱりお金も欲しくなったので独立しましたが、転職自体は確実に成功だったと言えます。)

転職は商取引!あなたの価値はどう決まる?

 

 

転職市場におけるあなたの価値はどう考えるべきか?いわゆるビジネスパーソンのマーケットバリューの話をしていきます。

よく会社を辞めることを決意し、気が大きくなっている人が「自分の価値は自分で決める!」とアホなことを言っていますが、秒速でマインドを変えないとヤバいです。

あなたの価値、すなわちマーケットバリューを決めるのは「相場」です。そして相場を無視した転職活動は確実にコケます。

ちょっと例を出しましょう。

例えばパンを販売しようとして、食パン一斤10,000円とか設定して売り出してビジネスが回ると思いますか?パンの相場、つまり適正価格を完全に無視しているので売れ残りますよね。

転職でもそれは一緒。

まず大事なのは自分の適正価格をちゃんと把握すること。プライスをつけて売りに出すのなんてその後の話です。しかも転職市場なんて似たり寄ったりの人間ばかりのコモディティ市場なので、思ったより自分に値段なんてつかないですからね。

いまの会社の中ではそこそこ評価されていたとしても、一歩枠をはみ出せば誰からも相手にされない人とかゴロゴロいます。そんな人が法外な価格を自分につけて売りに回っても上手くいくわけがない。

結局ね、転職というのは人身売買みたいなもの。言い方悪いな、1つの商取引のようなものに訂正しましょう。

商取引である以上、高値をつけて売れ残るようなことは絶対にNGですし、逆に安く買い叩かれて搾取されるのもダメです。まずは自分の価格を知り、売り時をちゃんと考えることが転職のスタートラインです。

とは言っても中々自分の値段なんて分からないという人も多いと思うので、そんな時は「MIDAS(ミイダス)」というサービスを使ってみてください。

これまでの自分のキャリア等を入力するだけで、あなたの適正な年収を教えてくれるので、転職活動時の参考になります。

もし今の職場に対して「もしかして自分は安い賃金で使われているのではないだろうか?」と疑問に思われる方も、ぜひ「MIIDAS(ミイダス)」を使ってご自身の適正年収を診断してみてください。

・MIIDAS(ミイダス)の公式サイト


キャリアは資産運用!利息で暮らすマインドが大事!

 

 

では最後のテーマ、キャリア形成の考え方のコツについて。ポイントは年齢によって身につけるべきスキルは違うということです。

イメージ的には「20代で専門的なスキルを大事にして、30代では経験を大事にする!」という思考法。

サラリーマンの価値って、どれだけのスキル(特定分野の知識等)を持っているのかと、どれだけ経験を積んできたのかの2つで評価されることが多いですが大事なのは順番。

よく会社に「もっと経験を積ませて欲しい!」と願って転職する人がいますが、これはアウト。理由は専門性のない人にしか重要なプロジェクトとかは回ってこないから。

例えばエンジニアとかでも高度なプログラミングのスキルがある人に重要なメディアの運営保守とか任せますよね。そして任せられた人はそこで経験を積んでどんどん優秀になっていく。他の会社も欲しい人材ってこうやって完成していきます。

こういう人は個人に値打ちがつくので、会社のネームバリューとか不要で、どこでも稼いでいくことができる人材。つまり嫌ならその会社をいつだって辞めたっていい状態で働いている無双状態のサラリーマン。

ここに到達すると真の自由が手に入り、真の安定だからゴールはここに据えるべき!という話を第1回目の講座でしましたよね。

関連:《転職講座第1回目》転職に必要なのは情報ではなく思考法!転職が怖いと思う理由は〇〇!

だからこそまずあなたが一番最初にやるべきことは「専門性」を身につけること。特に20代は専門的なスキルを磨ける職場に転職すべき。そして30代以降は磨いた専門的なスキルを使って経験値を上げて、自分の市場価値を高めるというのが理想的なキャリア形成です。

これって資産運用でいうところの元金と利息の関係みたいで、

・専門性=元金

・経験=利息

みたいな感じですよね。

若い頃に頑張って元金をできるだけ増やして、30歳以降は利息で食っていくイメージ。専門的なスキルがあれば、後はそれを使ってどんどん稼いでいくだけなので、ぶちゃけ仕事のしんどさも感じづらいです。理想的な働き方もできるし、この状態だと楽しい。

・20代はとにかく「専門性」を身につけることに完全フォーカスすべき!

まとめ

 

 

以上、転職講座第2回目でした。

今回の最重要ポイントは「転職はリセットにはならない、チューニング作業だ!」ということです。

この意識があると、今あなたが悩んでいる事を打ち消すメリットを取る代わりに、何を捨てないといけないのか、何なら捨てられるのかを考えられるので、転職後に「こんなはずじゃなかった!」と絶望するリスクはかなり下がります。

マイナスのない転職は存在しない、大事なのはそのマイナスを受け入れてでも働きたい場所!というマインドを忘れずに転職活動をしてください。

・転職サイト「リクナビNEXT」の公式サイト

それでは今回は以上です。

次の記事→STEP3:やりたい仕事がない人必見!転職するのにやりたい事は不要な理由!

前の記事→STEP1:転職に必要なのは情報ではなく思考法!転職が怖いと思う理由は〇〇!

 

「もう会社を辞めていて、転職するしかない状況!」

「とりあえず今すぐ転職したい!」

と考えるのであれば、転職サイトの利用ではなく、いきなり転職エージェントを利用した方が断然話は早いです。

関連:【体験者に聞いた!】転職エージェントに登録後の流れ!面談から入社までのサポートはどんな感じ?

転職サイトだと自分で0から求人を探す労力がかかりますし、一旦サボりだすと中々前に進みません。しかし、転職エージェントであれば、専属の担当者がつきますし、自分の代わりに求人を探すところから面接のセッティングまで全てサポートしてくれます。もちろん完全無料でやってくれます。

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長尾さん
割と頭はいいけど、社会不適合な人に「もっと好きに生きていいよ。」というメッセージを届けるメディア。①ブログ運営、②資産運用、③働き方について発信中。 新卒で入社した生保を即退職し、国家公務員に転職するも「会社勤め無理」と悟りの境地に達し起業。PCに文字を入力するお仕事でPC10台分ぐらいは稼げてます。勤務地は地球です。※協調性はありません。