・会社を辞める決断がどうしても出来ない!
・会社を辞める決意の瞬間ってどういうタイミングなの?
「正直いまの会社は嫌だ!」
そうは思っても中々会社を辞めるという決断をする事は難しいのではないでしょうか?
自分の他に会社を辞める決断をした人は、「一体どこで決断をするタイミングがあったんだろう?」、「会社を辞めると決意した瞬間ってどのポイントなの?」と疑問に思ったりするのではないでしょうか?
そこで今回は20代で2回会社を辞める決断をした経験のある僕が、一体どのポイントで退職を決意し、そして実行に至ったのかを振り返りながら、会社を辞める!と決断する事が出来るたった2つのポイントについて解説していきます。
会社を辞めたいんだけど、中々辞める決断が出来ない!という人は、おそらくまだ退職を決意するために必要なモノが不足しているから悩んでいるだけです。
この記事では「勇気がないだけだ!」といった感情的な事は一切解説せず、会社を辞める決断をするために必要なロジックのみを淡々とお伝えするので、安心して読んでみてください!
この記事を読み終えれば、会社を辞めるという決断をするために今自分が何をすべきなのかがちゃんと分かるようになります!
・会社を辞める決断が出来るたった2つのポイント!
・会社を辞めても「何とかなる!」と肌感で感じるのも大事!
・会社を辞める決断は計画的に実行すればOK!
それでは解説していきます。
目次
会社を辞める決断ができないのは当たり前!

「会社を辞める決断が出来ないんです…」
このような悩みを抱えてる人に対して、勇気が足りない!と感情論を言っている人もいますが、それは大きな間違いです。
そもそも、実際に会社を辞めて転職するという事になれば、それは間違いなく人生におけるターニングポイントです。そんな決断をバイトを辞めるみたいな感覚で出来る方が異常ですからね。
だから、会社を辞めれないというのは“ビビり”でも“腰抜け”でも何でもない。そんな煽りは全て無視してください。
と言うよりも、「会社を辞める決断をしようとすると、どうして恐怖を感じてしまうのか?」という本質を考えた方がいいです。
ではなぜこれほどまでに人は会社を辞める事に恐怖を感じるか?
それは多くの人にとって『初めての意思決定』になるからです。
意外かもしれませんが、ぶっちゃけほとんどの人って何も意思決定なんかせずに生きてます。大学進学とか就職の選択だって実はそう。自分で選んだつもりかもしれないけど、レールの上を歩いてきただけじゃないですか。
大学だったら一般的に偏差値の高い所から自分の能力で行けるところをチョイス、就職でも世間的にいいと言われている企業の中から選んでいるだけ。結局社会に選ばされている人生。
でも退職の決断はそうはいかないですよね。
退職の決断に恐怖を感じる理由の正体って、人生で初めて何かを捨てる選択をしないといけないから。それも自分の意思で。
特にこれまで受験とか頑張ってきた人だと、それまでの自分への投資が大きく感じるから余計に恐怖を感じます。なんか今まで積み上げてきたものを崩すみたいな感覚になりますからね。
結局、意味のある意思決定というのは必ず何かを捨てることを伴います。これまでの人生でそんな経験をしてこなかった人はそこに恐怖を感じるということです。
この考え方については「転職の思考法」という本の中で詳しく書かれているので、ぜひ読んでみてください。
会社を辞める決断ポイントはたった2つしかない!

ほとんどの人にとって、会社を辞める決断をする事は「今まで積み上げてきたものを捨てる」という意思決定になるため、かなりの痛みを伴います。
でも、どうしても嫌な会社で働き続ける事に意味はないし、無理に頑張って心と体をぶっ壊しても本末転倒です。最悪自殺なんて事になったら親をどれだけ悲しむせる事になるかって話です。
だからこそ大事なのは、嫌な会社をきちんと辞める“スキル”を身につける事です。そしてこのスキルは勇気という感情的なモノではなく、ロジックによるものです。だから思考法を変えれば誰でも身につけるが出来ます。
ここでは2度の退職経験を持つ僕が、それぞれの退職のタイミングで経験した事をベースに、どうすれば会社を辞める決断をテクニカルに行えるのかを解説していきます。
会社を辞める決断をするポイントはたった2つしかないのでシンプルに考えていきましょう!
退職の決断ポイント①「次に進む道のビジョンが具体的かつ明白に見えた時」
会社を辞める決断が出来るポイント1つ目は「次に進む道のビジョンが具体的かつ明白に見えた時」です。
これは僕が初めて退職の決断が出来た時のパターンですが、会社を辞める決断をするまでの思考のフローはこうです。
辞めても公務員という道があることを認知
↓
公務員試験の難易度をサーチ
↓
公務員への転職の可能性を推測
↓
辞めた後に6ヶ月あれば大丈夫だと確信
↓
会社を辞めても問題ない!辞める決断はここ!
僕の場合は第1社目を退職する段階では、転職先の内定を獲得していませんでした。しかし空白期間を承知で会社を辞める決断をしています。
それが出来たのは次やるべき事がかなり明白にイメージ出来ていたからです。
例えば僕の場合だと、公務員への転職を考えるに当たって、在職中から公務員試験の筆記試験の科目を全てサーチして、それぞれ触りだけ勉強をしておき、このペース間でいけば、どの程度の期間があれば合格出来るのか?を相当念入りにシミレーションしてます。
自分の学力を考え、得意科目や苦手科目も全て計算に入れて、最大でどれだけの期間があれば試験を突破できるのかを入念に計算しました。
だから、退職する段階で内定が決まっていなくても、退職から公務員試験の日程までに「何をいつまでにどれだけやればいいのか」が完全に把握出来ていたので、ぶっちゃけ恐怖みたいなものはありませんでした。
それどころか時間的に逆算しても、ここまでに会社を辞める決断をしないと間に合わなくなる!というレベル感だったので、むしろ辞める決意は必然的なモノというところに達していました。
これは公務員試験に限った話ではなく、民間に転職する場合も一緒です。
会社を辞める決断が出来るかどうかは、先のことがどれだけ鮮明にイメージできているのか?で全て決まります。
特に民間転職をする際に不安に思うのは、「これから先自分がどんな人生を歩んでいくのかイメージ出来ないから怖い!」という理由がほとんどです。人はイメージ出来ないことに恐怖を感じちゃうので。
そうであればあなたがやることは1つ。極限までに次に自分がどんな人生を歩むのかをイメージすること。
転職先の業界や企業のことがまだ分かっていないなら徹底的にリサーチして、自分の働いている姿が想像できる所まで業界研究をしてください。
業界に未来があるのか?伸びる業界なのか?と不安に思うのなら、今その業界がどういう状況にあるのかを調べます。おすすめなのは転職サイトに登録して、業界に絞って検索をかけることです。
そこでベンチャー企業が多数存在しているのなら伸び代ありです。ベンチャーはこれから伸びる所に集まるという特徴があるので、それを逆手に撮ったチェック方法です。
この場合は登録企業が多い大手の転職サイトを使うのがコツです。最大手の「リクナビNEXT」が一番いいでしょう。
とにかく会社を辞める決断というのは、今自分が持っている情報から導かれる未来のビジョンによって左右されるものでなので、出来るだけ良質な情報を仕入れて、極限まで将来の自分像をイメージする努力を怠らないようにしてください。
退職の決断ポイント②「会社に依存しなくても生きていけると確信出来た時」
会社を辞めるという決断が出来るタイミングはもう1つあります。
これはかなりレアケースですが、ロジック的にはいたってシンプルです。それが「会社に依存しなくても生きていけると確信出来た時」です。
そもそも会社を辞める決断が出来ない理由は、会社を辞めた後もどのみち違う会社に依存しないと生きていけないという立場的な弱さです。収入源を会社に依存するしかない人は必ずここで壁にぶち当たります。
しかし、「自分で稼げるスキルを持っている or 会社に属さなくても仕事を取れるだけの専門性や人脈がある」といった市場価値がある場合は、ぶっちゃけ”会社を辞める決断”みたいな話じゃないんですよね。
シンプルに辞めてもどうとでもなるから、嫌なら辞めればいいだけって状況。決断っていう大袈裟なものでもない感じです。
僕は2社目の公務員を辞める決断をしたタイミングがまさしくその状態でした。サラリーマンをしながら副業として資産運用(FXメイン)のスキルを磨いていて、それだけでも大丈夫になったから公務員を辞めています。
会社を辞める決断をしたいけど今すぐに踏み切れないって人は、会社に依存しないキャッシュポイントをいかに持つのか?という視点を大事にしてみてください。
結局会社に飼われている状態っていう本質的な問題を解決しに行くのが、もっとも強烈な解決策なんですよね。
ちなみにこれから何か自分でスキルを磨くのであれば「資産運用」は一番おすすめです。個人でも圧倒的に参入しやすいですし、副業禁止の規定にも触れない副業なので、サラリーマン向きです。
しかも、資産運用系男子はぶっちゃけモテます。その理由は下記の記事で書いていますので、読んでみてください。
関連:【衝撃】資産運用をしない男はモテない理由が判明!ブサメンでも美人を口説き落とす事が出来る方法とは?
会社を辞める決断をしたいならその先の人生のビジョンを明白にするしかない!

会社を辞める決断をするためのロジックを2種類紹介しましたが、おそらくほとんどの人が1つ目の「次に進む道のビジョンが具体的かつ明白に見える状態」を目指すべきだと思います。
と言うより、長期的に見た場合は「会社に依存しなくても生きていけるスキル」を身につけるために、自分が次にどんな企業で働いたらいいのか?をイメージすることが大事です。
だってそうじゃないですか。
仮に転職したとしても、また辞めたくなっちゃったら一緒ですよね?その都度会社を辞める決断を繰り返すって、はっきり言って心がおかしくなっちゃいます。
そうじゃなくて、まずは転職の目的を明白にすることがポイント。具体的には「会社に依存しなくても食っていけるスキルが学べる会社に就職する」と言う発想が実は最適解。
将来的に就職しなくたって何とかなるような市場価値を個人につけるために、とりあえず目先のやることとしては転職ってロジックが一番健全です。
いきなり独立して力つける!ってのも無しじゃないけど、リスキーですからね。
「これからの時代食いっぱぐれないスキルを身につけるために転職する!」っていう具体的かつ明白なビジョンと目的があれば、会社を辞める決断って意外と自然に出来るんですよ。道筋さえ決まればあとは突き進むだけですからね。
会社を辞める決断が出来ない人は、次に自分がどういう道を歩んでいくことが最適解なのかが自分でも分かっていないから怖いだけです。だから転職も不安で仕方がない。これでいいのかな?ってなっちゃう。
でも、暗闇の中をライトも持たずに走れ!って言っているんじゃない。事前にやるべき道筋をちゃんと照らしてあげて、あとは迷わず進めばいいってことですよ。
じゃあそうなると、これからの時代を生き抜くために、会社に依存することなく食っていけるスキルって何?ってなりますが、迷ったらIT関連がオススメです。メルカリとか家計簿アプリのマネフォワードとかみたいな業種ですね。
この業界はネットを使ったマーケティング全般を学べるので、はっきり言って個人の資産にもなる。例えば自分でブログビジネスで稼ぐ!って時にだって、会社で学んだマーケティング手法を使えるじゃないですか?
市場価値とか個人で稼げるスキルってこんなイメージです。会社を辞めてもスキルは頭の中に残っているので、他の会社はあなたを求めるし、あなた自身もそのスキルを使って自力で稼ぐことが出来ちゃいますよね。こうなるともう怖いものがない。
「いつ会社辞めたっていいな。」ってなると、その時点で会社と立場逆転しちゃいますからね。嫌なら辞めろ!と言われて辞めれなかった時の自分を卒業できる。嫌なら辞めればいいだけなので。
これから先のあなたが向かうべき方向性がかなり見えてきませんか?こうやってビジョンを明白にしていければ、絶対に会社を辞める決断は出来ます。どういう方向性で人生を歩んでいけばいいのかが見えてくると人は自信を持てますからね。
会社を辞めても「何とかなる」を肌感で感じる事も大切!

そうそう、会社を辞める決断をするためにもう1つ心理的なサポートになるのが「会社を辞めても何とかなるな。」と心から思える状態を作ることです。
これは個人で稼ぐスペックが無くても、世の中の仕組みとして、別に正社員じゃなくても仕事ができる仕組みがあることを知ればいいだけです。
例えば有名なのはクラウドワーカーと言う働き方です。これは「クラウドワークス」というフリーランスが仕事をゲットする事が出来るサービスを使った稼ぎ方です。
クラウドワークスに登録すると、web系の企業が何かしらの仕事を常に募集しています。一番多いのがメディア事業とかの「ライター」ですね。
例えばアプリ関連のメディアを運営している事業者だと、「インスタグラムに関する記事を書いてくれる人募集中!」みたいにライター募集をかけてます。それに応募して、1記事5000円とかで記事を書く仕事を受託したって稼いでいく事は全然できますよね?
いろんなジャンルのライターさんが常に募集されているので、自分の得意分野で申し込みをすれば正直それだけでも月に20万とかの収入を得る事は楽勝です。(主婦の方で月30万以上稼いでいる人もザラにいます。)
こうやって、会社を辞めても仕事を取っていく仕組みがある事を知れば、かなり精神的にも余裕が出来ます。クラウドワークスは無料で登録出来るので、試しにチェックしてみてください。
その他にも、ポイントサイトを使って稼いでいくやり方などもあります。有名な所で言うと「ハピタス」とかですね。これだけでも本気でやれば30万円以上収入を得る事ができるので、世の中って意外と何とかなるんだなーって心から思えるようになると思いますよ。
関連:【ノーリスクで誰でも稼げる】ハピタスのセルフバックで「332,119円」稼いだ僕のやり方を全て公開!【証拠画像アリ】
最後に:会社を辞める決断を計画的に進めるべき!

最後ですが、会社を辞める決断については勇気といった曖昧なものではなく、全てロジックによるものです。自分が納得出来るように環境を整えてあげる事がポイントです。
特にまだ在職中で、転職先が決まっていないのであれば全然チャンスです。
ガッツリ業界や会社を調べて、これからの時代食いっぱぐれないスキルがちゃんと習得出来ると確信できる転職先を探す事さえ出来れば、会社を辞める決断は自然と出来ます。
ただ、業界研究や会社研究というのは自分だけでやろうとすると確実に挫折します。だからこそ、転職サイトや転職エージェントをうまく活用して、転職のプロを使い倒す事が鍵です。
そして、転職は“少しでも”その気になって考えた瞬間が勝負です!少なくとも転職サイトの登録ぐらいは済ませておきましょう!
転職サイトについてはいつでも登録できますが、ストレスや疲労が限界に達すると登録する気力するすら根こそぎ奪われます。
気になる求人をストックしておくだけでも「転職という選択肢」が持てるので、心の安定にもつながります。
転職サイトについてはもちろん無料で登録できます。あなたの条件にあった新規求人や転職可能なおすすめ求人がメールで届くので、今すぐに転職できなくても登録はしておくべきですよ!
転職サイトはいくつかありますが、業界でも最大手の「リクナビNEXT」が一番おすすめです。
また、自分1人で業界や会社のことを調べることに限界を感じるのであれば、転職エージェントを利用してみてください。
転職エージェントに登録すると、専属の転職コンサルタントに業界や会社のことを質問できるので、自分一人で勝手に妄想してミスジャッジを起こすリスクを回避することも出来ます。
自分が働く姿って映像として脳内でイメージすることがポイントなので、転職コンサルタントに電話や対面の面談で分からないことを全て質問して、必要な情報を完璧にリサーチするのがポイントです。
転職エージェントも無料で使えるサービスなので、有効活用していきましょう!
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転職エージェントは複数ありますが最大手の「リクルートエージェント」をとりあえず試してみてください。合わなければ違うエージェントを使うのもありですが、まずは最大手一社で十分だと思います。