・やってしまった。ついつい理不尽な事を言ってくる上司に反論してしまった…
・理不尽な上司に反論した結果、空気が一瞬で悪くなってしまった…
どんな会社にも絶対に存在する「理不尽な上司」。
上司が会議に遅刻したせいで、先方が怒って帰ってしまったのに、「お前が、その場を持たせておかないと駄目じゃないか!」と謎のお叱り。
ひたすらその場を持たせるために、お得意先に頭を下げ続けていたのに、一切謝罪する事もなく自分のせいにされちゃった!なんて事があると、さすがに「カチン!」ときちゃう事は誰でもありますよね。
でも、思わず正論で「大事な会議に遅刻しなければこうはならなかった話では?」なんて上司に反論してしまうとここから悲劇が始まります。
「なんの経験もないくせに偉そうにいうな!もう二度とお前に仕事のアドバイスもしてやらない。」
こんな風に逆ギレされて、その後もずっと仕事がしずらくなり、気まずい空気を吸い続けた経験がある人は決して少なくないと思います。
でも安心してください。
仮に理不尽な上司に反論したり、言い合いになってしまったとしても、その後の対応策次第で、あなたが抱える悩みを解決する事はちゃんと出来ます。
今回は、理不尽な上司に反論してしまった場合、部下はどういう思考で、どんな行動を取るべきなのかを解説していきます。
・理不尽な上司に思わず反論してしまった時の対処法
それでは解説していきます。
目次
理不尽な上司に反論してもいい事は1つもいい事が無いという残酷な現実

正義感が強い人や、自分をしっかり持っている人であれば、理不尽な上司の言動や行動に我慢できないと感じてしまうのは普通です。
「カラスの色は白だよな?」
と上司から言われて、“はい白です”なんて言いたくないですよね。笑
だけど、会社でこの理屈は通じないのが、悲しいかな、日本の会社の現実です。上司の言う事がたとえ間違っていても、それを指摘する事で部下にメリットがある事はまずありえないです。
特にガチガチのピラミッド体制が出来上がっている銀行みたいな現代版の封建主義がまかり通っているような組織であればあるほど、上司は王様そのものです。逆らった瞬間、あなたの居場所は消えて無くなります。
しかし、人間というのは我慢の限界がくると、頭では分かっていても、ついつい反論をして言い合いになってしまう事があります。
そして、反論している最中は”アドレナリン”が出ていますが、いざ我に帰ると「しまった、やってしまった。」と後悔してしまうのがオチですよね。
ただ、そのまま気まずい雰囲気を続ける事はあなたにとっては一切メリットがありません。
毎日「あの時、すみませんと謝罪していればよかったのかな。」とか「自分は、我慢もできない社会不適合者なのかな。」と思って辛い日々を過ごし、ストレスが溜まっちゃいますからね。
理不尽な上司に反論してしまった時の思考法

では理不尽な上司に反論してしまった後の、「やってしまった感」、そして「気まずい空気」を解消するためにはどうしたらいいか?
それは「出来るだけストレスを溜め込まないためには、今何をする事が最も合理的か考える。」と言う事です。
そもそも、理不尽な上司に対する悩みの根底にあるのは“ストレス”です。反論せずに溜め込んでもストレス、反論したら反論したでストレスを抱えてしまうという、何とも根が深い問題がそこにはありますよね。
だからこそ、出来るだけ自分の中でストレスを抱えずに済む選択をしましょう。
よく、「理不尽な上司に反論しても意味が無い。そんな奴は仕事もできないし、出世もしない!」と言っている人もいますが、個人的には反論する事でストレスが軽減されるのなら、別にそれもアリだと思います。
ただしその場合は反論した後処理を器用にこなす事と、上手い反論の仕方というテクニックが必要になるので注意です。
理不尽な上司に反論してしまった後の対処法

では実際に理不尽な上司に反論してしまった場合、どんな対応をすべきか?を公務員時代バリバリ上司に反論していた僕が解説していきます。
①まずは平謝り!悪い空気を元に戻す
反論してしまったものはしょうがないです。
ただ、立場的には上司が上で、一緒に仕事をやっていかなければいけいない以上は、きちんと謝って清算しましょう。ここで頭が下げられないというのは辞めたほうがいいです。
一旦反論する事で、自分の意見を伝えているので、次はこちらから折れないと解決しません。
②失敗は結果で返すように心がける
上司に謝った後は、結果で返す事を心がけてください。
いかに理不尽な上司と言っても“人の子”です。本当に悪魔みたいな奴なら知りませんが、さすがに反省して仕事に打ち込んで、何かしらの成果を出しているのであれば、必ず人間関係が修復されるチャンスはやってきます。
その瞬間さえ迎えれば、後から飲み会の席で”笑い話”に出来る日だって夢じゃないです。人間ってそういうところがありますからね。
③反論と受け取られづらい”言い方”を身につける
「同じ過ちを繰り返さない。」
これは社会人というか、人として当たり前の事です。
もし今後も理不尽な上司に反論したいと思った時に、同じように相手の機嫌を損ねるような反論の仕方を決してしないように、言い方を工夫するように心がけるべきです。
例えば上司が会議に遅刻した事がそもそもの原因であるケースでは、「会議の時間調整を適切に出来ずにすいませんでした。」と謝ったほうがいいです。
こうする事で、自分も時間に間に合わなかった事に対して、自覚は出来るでしょうし、流石に罪悪感も少しは感じて、次回以降からは気をつけてくれる可能性は上がります。
“言い返し”みたいな感じにしちゃうと、一気に感情のぶつけ合いになってしまうので、それだけは避ける工夫をしてください。
④逃げ道を作っておけば気が楽になる
自分が部下である以上、どうしてもこちらが折れなければいけない事が多いのは仕方ないですが、ぶっちゃけ“うざい”ですよね。笑
だって、自分が本当は正しいのに、筋を通す事ができないなんて、なんか精神奴隷みたいじゃないですか。
そんな時は無理に「上司の言う事はちゃんと聞かなきゃ!」なんて自分に言い聞かそうとしてもダメ。むしろやるべき事は、いつでもこんな仕事辞めてやるよ、と逃げ道を作っておくこと。
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今すぐ転職する気がなくても、逃げ道用として転職サイトに登録し、定期的に求人をチェックすることをオススメします。
転職サイトについてはいつでも登録できますが、ストレスや疲労が限界に達すると登録する気力するすら根こそぎ奪われます。
気になる求人をストックしておくだけでも「転職という選択肢」が持てるので、心の安定にもつながります。
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まとめ:とにかく”ストレス”を抱えないように工夫すべし!

理不尽な上司に悩む若手は多いですが、とにかくストレスにならないようにしましょう。
反論する事が一律に悪いのではなく、自分にとって精神的に負荷がかかる事が一番NGです。少しぐらい反論したほうが、精神衛生的にもいいのであれば、思い切って正論をぶつけてみるのはアリです。
ただし、言って“後悔”をしないようにだけ心がけてください。
僕の場合は、バリバリ転職先の候補を絞っておいたり、資産運用の副業で稼げるようになっていたので「嫌ならいつでも辞めれるから、理不尽は一切許しません!」というスタンスで生意気を貫いていました。笑
結局、自分で正しいと思う事をするのにもある程度実力がないとダメなので、自分を曲げたくない!って人は、それなりに会社をいつ辞めたって大丈夫なようにしておく事を強くおすすめします。
特に資産運用はサラリーマン向きの副業でもあるので、手始めに資産運用からはじめて実力をつけるのもいいでしょう。そうすれば、クソ上司にいちいちペコペコしてやる必要なんてないんですよ。秒速で上着から「辞表」を取り出して、目に物見せてやりましょう。笑
ではでは。
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