公務員

【明細公開】国家公務員の中途採用の給料や待遇!転職後の年収は?

今はまだ民間企業に勤めているけど、いずれは転職したい!と考える人の中には、公務員を転職先の選択肢として考える人は多いと思います。

そこで今回は、民間企業から転職して中途採用で国家公務員に転職した経験のある僕が、給料や福利厚生等の待遇などがどうなるのか?という事を、リアルな給料明細を写真付きでガチ公開しながら解説していきたいと思います。

転職を考えているけど、民間企業と公務員どっちがいいのかな?と悩んでいる方や、これから公務員試験を受けようかと考えている人にとっては、生のデータが見られるまたとない機会だと思いますので、是非参考にしてください。

国家公務員に中途採用で転職した僕のリアル給料明細!手取りは?待遇は?

 

 

それでは、民間企業に1年間勤務し、その後国家公務員に転職した僕が、実際にどれぐらいの給料をもらっていたのか?残業はどれくらいしていたのか?ボーナスは実際どれくらいもらえるのか?という疑問に対して、全てリアルな給料明細の写真を見ながら確認していきましょう!

国家公務員の給料明細はこれだ!

 

 

これが僕自身のリアルな給料明細です。転職して1、2年目の20代で大体こんな感じです。手取りで見ると「179,365円」ですね。ぶっちゃけ安月給ですよ、公務員って。

見ていただきたいポイントは下記の5つです。

①基本給

②地域手当

③残業代(超過勤務手当)

④残業時間

⑤手取り総額

 

①基本給

 

まずは基本給と呼ばれるものですが、一般的に言われる“ベース”です。これは職員の階級や号俸によって法律によって定められているもので、国家公務員であればどこの省庁でも同じです。地方公務員も基本的に国の給与の基準に準じている所が多いですが、微妙に違うと思ってください。

この階級や号俸が毎年基本的に上がって行く事で給料はアップしていくイメージです。ちなみに、階級や号俸に対して決まっている基本給は毎年法律で改正されるので変動的です。景気などに合わせて、民間企業の給与水準を考慮しながら、多すぎず少なすぎずの金額を算定して、時点修正がかかるイメージです。

僕の場合であれば、中途採用で転職して1、2年ぐらいで基本給「191,700円」と言う事になります。

②地域手当

 

国家公務員、地方公務員ともに「地域手当」と呼ばれる手当が存在します。これが公務員の待遇の1つでもあります。

地域手当は、自分が勤務する所属地の地価に応じて基本給に加算されるもので、都会の勤務であれば基本的に地域手当が加算されていくイメージです。

僕の給与明細では「23,004円」が基本給とは別に支給されていますが、これが地域手当です。約11%ぐらいついていたと記憶しています。

国家公務員は転勤が多い職種なので、実はこの地域手当がかなり重要な意味を持ちます。田舎に転勤になるとこの地域手当が落ちるので、実質手取りが減るからです。地方公務員の方は一生同じ地域なので、地域手当が高い都会の都市の方が給料は高いです。

③残業代(超過勤務手当)

 

公務員の場合は、超過勤務をすると残業代と言う形で「超過勤務手当」が付きます。僕の場合は「6,164円」が残業代として給料に加算されています。

「公務員って残業代ちゃんと出るの?」、「サービス残業多いんじゃないの?」と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、少なくとも僕が勤務した省庁、部署、課ではちゃんと残業代を支払ってもらっていました。

しかし、これは予算の問題もあり、各省庁に振り分けられるお金の量で決まります。極端な話、予算を多引っ張ってこれる権限の強い省庁などは言い方が悪いですが金払いはいいというのがリアルな話です。

財務省や国交相などは力があるので、比較的残業代などはきっちり払われるが、〇〇省はブラックみたいな噂を聞いた事もあります。笑

④残業時間

 

「公務員って残業時間多いの?」という待遇面を気にされる方は多いと思います。

これに対する答えは、確実に部署と課によります。天と地ほどの差があります。ここで公開している僕の給料明細の残業時間は「4時間」と明らかにホワイト部署です。

正直、ありえないぐらい仕事が楽だったというのはここだけの話。

だから残業代も「6,164円」しかもらっていないです。

しかし、同期の中には60時間以上の残業をしている人もいたので、これは本当に配属先によってピンキリです。

これも同じく僕の給与明細ですが、30時間を超える残業をする部署に配属された事もあり、その時は給料が5万程上がるという感じでした。(最初に見せた給料明細の手取りが179,365円で、この月は230,294円

はっきり言って、会社員は残業で稼ぐというやり方でしか給料をあげられないので、中にはわざと仕事を残して残業をしているオジサンもたくさんいます。(僕の残業はガチで業務が多くてこうなっただけです。笑)

⑤手取り総額

 

手取り総額ですが、残業をどれくらいするのか?という事と、地域手当の大小によって変わってくるのですが、転職して1,2年の20代の中途組であれば、「17万円〜25万円」といったイメージです。結構幅がもあります。低めに考えておいたほうがいいです。

額面の給料を見ると、決して高いとは言えません。むしろ安いです。民間企業で普通に働いたほうがお金は稼げるので、転職を考える時はよーく考えてください。

国家公務員のボーナスはどれくらい?もちろん写真付きで公開!

 

 

これが国家公務員として、実際に僕が受け取ったボーナスの給料明細です。公務員の場合はボーナスと呼ばず、「期末勤勉手当」という呼び方がされますが、民間で言う所の賞与に当たるのでボーナスです。

公務員は夏と冬の年二回のボーナスがありますが、これは夏のボーナスの給料明細です。

額面で約45万円で、社会保険等が引かれて振り込まれた総額で「378,834円」です。冬はこれよりちょっとだけ多いイメージです。

正直このボーナスがなければ公務員は給料が安すぎてやってられません。笑

よほど使命感とかある人はいいですが、仕事に面白さを見いだせなかった僕はお金しか目的のないライスワーク(飯食い仕事)だったので、いずれ退職しブロガーとして独立する事になります。

公務員の待遇!その他の手当はどう?

 

 

公務員の待遇面ですが、先程紹介した「地域手当」「超過勤務手当」にも数々の手当が存在します。個人的にこれは有難かったなーという待遇を箇条書きにするとこんな感じです。

・出張の日当(1日出張に行くと500円ぐらい貰えました。)

・宿舎等の福利厚生(月8000円ぐらいで単身寮に住んでいました。)

・共済組合の映画600円券(年に10回ぐらい600円程度で映画見られる福利厚生)

これらは若手職員の目から見てよかったと思える待遇です。

それ以外にも、出産手当とか育児休暇(男性も取れる、実際取った人もいた。)、夜勤手当?とかもありました。いずれにせよ、基本的に待遇面で不満を感じる事は記憶する限りはありません。

公務員の待遇!年休は取りやすい?

 

 

公務員をやっていて、民間勤めの時と圧倒的な差を感じたのは「年休」です。

年間20日の年休ですが、面白いのは“時間休”という制度で、1時間単位で休みが取れます。

これが結構便利で、ちょっと早く帰りたいけど、1日休む程でもないという時には重宝してました。

また、年休はかなり取りやすい雰囲気でしたね。年休を取る時に申し訳なさみたいなものを感じた事は少なくとも一切ありませんでした。

かなり周りの人も含め恵まれた環境でしたが、社風的にも民間のブラック企業と違い、取りやすさという空気感もありました。

転職を考える時に、お金よりも時間の価値が大きい人は公務員に転職する事は強くオススメします。

僕は退職しましたが(お金稼ぎたかったので)、少なくとも職場環境や待遇面では全力でオススメできます。僕が勤めていた省庁(その中でも配属された場所)だけかもしれませんが、僕の経験上は少なくともそうでした。

公務員に中途採用で転職すると給料は下がる?民間経験者の給与は?職歴加算は?

 

 

公務員に中途採用で採用されて転職した場合、最も気にするのが「給料は下がるのか?」という事です。

これは前職が何なのかによりますが、金融機関やある程度の企業からの転職であれば、ほぼ間違えなく給料・年収は下がると覚悟しておいたほうがいいです。

公務員は高級取りであると勘違いしている人もいますが、実態は明らかに薄給です。特に若手はヒドイです。バイトしたほうが稼げるレベルな月もあります。

もちろん中途採用で転職した人には「職歴加算」という制度もあり、社会人経験の年数を加味して基本給が決まります。

例えば2年間の民間経験があれば、その分を加算するイメージです。入庁1年目の新卒の子と同じ給料というわけではありません。

しかし、元が低いですし、2年分の職歴加算を加えたところでその差は「1万〜3万」ぐらいのものです。

前職の年収を考慮してもらえるわけではなく、単純に勤務年数を考慮されるだけなので、やはり金融機関や大手からの転職者からすれば、給料の下がり方に落胆する人は多いと思います。

大手生保から転職した僕が実際に痛感した事なので、経験者からアドバイスとしてここに書いておきます。

30歳で公務員に転職すると給料はどれくらい?

 

 

公務員は中途採用であれば30歳手前ぐらいまでは転職が可能です。(経験者採用という技術者向けの採用は年齢制限がもう少し上のものもあります。)

30歳となると結婚されたいたり、子供が居たりと、お金がいよいよかかり出すタイミングなので、転職を考える上では年収面は気にしないわけにはいきません。

しかし、先述した通り、公務員は安月給です。思った以上に低いです。

僕の感覚ですが、先輩職員の実態を知っていますが、残業の少ない部署や課であれば、30時間残業して超過勤務手当を受け取っていた20代の僕のほうが給料は高いレベルです。これはリアルな話です。

手取りで22万とかですね、30歳とかで。

正直言うと、公務員は出来るだけ若い時に始めておき、安月給に感覚を慣らしておかないとしんどいです。

30歳手前まで民間で給料を貰っていた人は落差をより感じると思います。給料面を重要視して転職をするのであれば、確実に民間での転職をオススメします。

公務員に中途採用された転職組の出世や昇給について

 

 

公務員に転職を考えるに当たって、「中途採用の転職組は昇給や出世が遅いのでは?」と心配される方もいらっしゃると思います。

しかし、その心配は一切要りません。中途採用の転職組でも新卒で入庁した人間と一切差はありません。

そもそも昇給は問題でも起こさない限り、同世代では基本的に横並びで上がっていきます。昇給に差をつけようとすると役職の差になりますが、これも転職組だからと役職に着くのが遅いというのはありません。

むしろ、転職組は優秀な人が多く、早く係長に上がったりしている傾向がありました。

出世に関しては、本当にその人の問題であり、前職や入庁のタイミングは関係ないです。ただ、公務員への転職を考えるのなら、とにかく若いうちに転職してください。

やはり業務の経験が足りないと年齢的に係長に昇格する年次でも、余分に1年下積みを過ごす事になりやすく、結構これは屈辱です。

自分より年下の係長の下につくのはまあまあ辛いですからね。

国家公務員に中途採用で転職したことを後悔しているか?

 

 

僕自身、「新卒で生命保険会社に入社して、そのあと国家公務員に中途採用で転職し、そして起業する」という類似例はほとんどないのでは?という人生を歩んでいます。

だから、「公務員はいらなかったんじゃないの?」「正直、公務員に転職した事を後悔してない?」とよく聞かれますが、はっきり言える事は公務員に転職した事は全く後悔してもいないし、寄り道だとも思ってません。

理由は「お金と時間が両方とも大事だ!」という価値観に気付けたから。

一発目の保険会社は給料は高かったですが、休みは皆無。

時間の重要性をその時ありえないぐらい痛感して、時間が取れる公務員に転職しましたが、今度は給料が下がるので、お金の重要性を痛感します。

結局お金と時間の両方を取りにいきたければ、組織に所属せず、リスクを取って起業するしかない!と気付けたのはこの経験があるからです。(そして、トライするビジネスも資産性のあるものしかやらないと誓うきっかけにもなってます、例えばブログの広告収入とか。)

だから、転職を考えている人は、民間なのか公務員なのかを判断する時には「金銭軸と時間軸」の2つの軸で自分の価値観を測って、転職先を考えてみてください。

「お金よりも時間なら公務員(ブラックな部署もあるので注意)、時間よりもお金なら民間(企業によるが)、どっちも取りたいなら”資産性のあるビジネス”(上手くいく保証はないが)」というのが僕の見解です。

ABOUT ME
長尾さん
割と頭はいいけど、社会不適合な人に「もっと好きに生きていいよ。」というメッセージを届けるメディア。①ブログ運営、②資産運用、③働き方について発信中。 新卒で入社した生保を即退職し、国家公務員に転職するも「会社勤め無理」と悟りの境地に達し起業。PCに文字を入力するお仕事でPC10台分ぐらいは稼げてます。勤務地は地球です。※協調性はありません。