仕事論

公務員に転職は難しい?短期離職の僕が公務員試験を半年で突破した方法!

今の仕事はもう限界。辞めて公務員に転職したいけど、やっぱり難しい?

公務員に転職するための公務員試験対策ってどれくらいの期間必要?半年で合格する事はできるの?

今は民間企業で働いている方で、公務員に転職したいけどやっぱり難しいのでは?とお悩みの方は多いです。公務員に転職するとなると「公務員試験対策」をきっちり行わないと難しいため、試験対策に必要な期間を知りたいですよね。

今回は、民間企業をたった1年で辞め、短期離職というハンデを背負いながらも、わずか半年の準備期間で、受験した全ての公務員試験を突破した元国家公務員の僕が、公務員への転職の難易度や試験対策のスケジュール感について解説していきます。

<公務員への転職もリクナビから>


公務員に転職は難しい?民間企業から転職に成功した僕の見解!

 

読者さんの中には、「公務員への転職は難しいのでは?」、「公務員試験対策ってやっぱり時間がかかる?半年じゃ無理?」と公務員への転職に対して不安を抱えていらっしゃる人も多いと思います。

しかし、安心してください。

公務員への転職はそこまで難しくありません。半年程度の準備期間があれば十分に試験対策は可能で、僕自身も半年の公務員試験対策だけで突破できたという実体験を持っています。

筆記試験においては、①国家総合職(昔の国家公務員第一種)、②国家一般職(昔の国家公務員第二種)、③国税専門官、④裁判所一般職、⑤地方上級A日程、⑥地方上級B日程の合計6つの公務員試験において、きっちり合格を決めています。

当時の「合格通知書」で家に残っているものがあったので、掲載しておきます。

これが国家総合職試験の合格通知書。

 

 

これが国家一般職試験の合格通知書。

 

 

これが国税専門官試験の合格通知書。

 

 

裁判所一般職や地方試験の合格通知書は紛失してしまいましたが、ご覧の通り最難関の国家総合職試験でも、ちゃんと試験対策をすれば十分に半年で合格する実力がつけられるのが公務員試験です。

ですので、公務員に転職するのは難しいのでは?と、あまり難しく考えずに、きっちりと正しい対策をすれば合格できるという現実を知ってください。

公務員への転職!営業職からは難しいの?

 

 

公務員への転職をお考えの人の中には、民間企業で営業関連の仕事についている人も多いと思います。営業が嫌になると、一周回って事務職になりたくなる現象ですね。

しかし、「前職では営業の仕事をしていたのに、ザ・事務職の公務員への転職は難しいのでは?」と不安に感じられると思います。

これについては、僕自身の経験談ですが、前職が営業であったとしても、何の問題もありません。普通に公務員に転職することはできます。僕自身も前職は生保で営業部門にいましたが、ちゃんと面接もクリアして、無事国家公務員に転職できています。それもたった1年で辞める短期離職持ちであるにも関わらずです。

なので、現在の仕事内容が何であれ、公務員への転職には影響しないことを覚えておいてください。僕の同期で中途採用で入庁した人も地銀からの転職だったので、金融機関の営業からの転職でした。

公務員試験対策を半年で間に合うように調整する事は十分可能!

 

 

公務員試験を受験するかどうかお悩みの方の中には、仕事をしながら、あるいは仕事を退職して公務員対策をする場合、大体どれくらいの時間をかければ筆記試験を突破できるのか気になる方が多いと思います。

色んな情報を見ると、半年あれば大丈夫!と書いてあるものもあれば、1年間じっくり対策が必要!と言う人もいたり、3ヶ月もあれば余裕でしょ!と言っている人もいます。これじゃあ迷いますよね?

では、実際に半年の準備期間で全ての公務員試験に合格した僕の感覚をお伝えすると、「どの試験でも半年あれば合格することは可能!!」です。

公務員試験の中で最難関なのは当然「国家総合職」の試験で、東大生もかなりの数が受験する試験ですが、正直そんなに難易度は高くないです。関東であれば明治大、関西であれば立命館大ぐらいの人はこの一次試験(教養と専門のマーク試験)は普通にクリアできます。

そして最も難易度の低い地方公務員の試験(地方上級を含む)で、教養科目しかない自治体であれば正直3ヶ月もあれば合格点を取りに行くことは難しくありません。センスのある人は、ノー勉で挑んでも受かります。

はっきり言って、公務員試験の筆記問題というのはこのレベルです。まずはこの感覚を理解して、ハードルは予想以上に低い事を認識してください。必要以上に身構えして、公務員への転職を難しく感じる必要は一切ありません。

しかし、ここでいう期間というのは、公務員試験の特徴と受験科目事の難易度を理解し、正しく対策をした場合に限ります。オリジナルで勝手にやるとコケる可能性大なので、予備校の必要性の有無も踏まえ、これからお伝えする下記の4つのポイントを理解した上で、対策を考えてください。

 

①教養試験オンリーの自治体は独学でOK!

②専門科目が必須な国家公務員試験対策は予備校に行こうが独学であろうが半年は見た方がいい。

③教養試験の時事対策は100%予備校でやった方がいい。

④官庁訪問の情報は予備校で仕入れた方がいい。

 

それでは1つずつ解説して行きます。

①教養試験オンリーの自治体は独学でOK!

 

 

1つ目のポイントですが、主に地方公務員の対策において、教養科目しか必要としていない自治体については予備校は不要です。独学でも真面目に3ヶ月程度の期間があれば筆記試験は余裕で合格できます。

思い返しても、地方試験の教養の問題はそこまで難しくもなかったですし、あの程度であればノー勉でも受かったんじゃないの?と思うレベルです。地頭のいい人であれば対策不要と強気にお伝えできるレベルです。

教養試験は、国語・英語・数学・社会・理科・時事問題とありますが、国語と英語は全問正解を狙い、数学は7割を狙い、残りの理科・社会・時事は分かる問題のみ回答し、残りは全部2番にマークするというテクニックでも合格最低ライン(多分6割ぐらい)に乗せれます。正直言えば、対策するとほぼ満点で突破できる試験です。

特に地方試験は国家試験の教養と比べて難易度も低いので、3ヶ月間1日2時間ほどの勉強を続けられるのであれば、合格確率はかなり高いです。

というか、地方試験は筆記試験よりも面接重視の人物試験です。つまり筆記試験に合格した後内定に持っていけるかの方が大事な試験なので面接勝負です。

国家試験も併願する人はいいですが、地方試験1本勝負は面接で落とされるリスクが高いので(運の要素が強すぎる)、民間の転職活動を必ず併用してください。絶対にメンタルが持ちません。

②専門科目が必須な国家公務員試験対策は予備校に行こうが独学であろうが半年は見た方がいい。

 

 

2つ目のポイントですが、国家公務員への転職を考えるのであれば、独学であろうが予備校であろうが半年程の期間は見てください。

国家公務員試験は、教養科目のみの地方試験と異なり、法律・経済・社会科学系の専門科目の受験が必須になり、単純に試験範囲の広さが激増します。問題そのものの難易度は高くありませんが、守備範囲がかなり広いため、対策には一定の時間は必ず必要になります。

頭のいい人でも、民法、ミクロ経済、マクロ経済といった科目は初めてになるので、教養試験のように今までの貯金を使えず、0スタートとなるため、絶対に時間がかかります。つまり、例え東大生であっても時間が必要なタイプの試験だと思ってください。

ちなみに予備校の必要性ですが、独学でもちゃんと勉強すれば試験は突破できます。僕は予備校にも行きましたが、正直講義を聞く時間が無駄だと感じ、結局独学で学んでいたので、教えてもらわないと出来ないという類の試験ではありません。

専門試験の対策をするためにわざわざ予備校に行く必要があるの?と言われたら微妙です。

③時事対策は100%予備校でやった方がいい。

 

 

公務員試験の近年の傾向ですが、どの科目にも大体時事ネタを挟んだ問題が出題されます。これは教養試験の時事問題もそうですが、専門試験でも同じです。法律科目で言えば、直近で重要な判例が出題されたり、財政学であればその年の国家の予算の配分や財政政策のネタなどが出題されます。

この時事ネタ対策ですが、毎年試験時期が近づくと時事対策の本が発売されますが、僕の感覚的に言えば予備校の作るレジュメが最強でした。かなり研究されていて、あれは予備校じゃないと出来ないだろうな。と思えた部分です。実際の試験問題でも予想がズバリ当たっているものもありました。

しかし、満点を取らなくとも合格は出来るので、他でカバー出来る人はそういう細かいところまで対策しなくても別にいいです。数学が致命的にダメな私大文系です!みたいな人は、時事まで極めてカバーしていました。

④官庁訪問の情報は予備校で仕入れた方がいい。

 

 

国家公務員試験を突破する場合は、「官庁訪問」と言って、筆記試験に合格した後、個別に省庁を訪問し面接を自ら受けに行く必要があります。向こうから呼ばれると言うより、自分で省庁の採用担当に電話を入れ、面接の日時を調整するイメージです。

体裁としては「官庁訪問」と称し、受験生に職場を紹介する場とされていますが、完全な面接です。そこで受けが良く、評価されれば帰宅後電話がかかってきて、「もう少し上の人とも会って話してみない?」と事実上の1次面接合格の連絡がきます。

この官庁訪問ですが、各省庁ごとにやり方が全然違っていて、この辺りの情報を個人で事前に収集するのはまず無理です。そこで予備校が今まで蓄えてきた過去のデータが参考になります。これは完全なる情報戦でしかないので、圧倒的に予備校生に優位性があったと感じています。

公務員試験を独学かつ半年で乗り切る思考法!社会人必見!

 

 

ここからは、社会人の人が公務員試験を半年で乗り切り、転職に成功出来るためのマインドをお伝えします。と言っても重要なのはたった1つの思考法です。

 

・捨てる勇気を持つ

 

公務員試験の最大の特徴は試験の範囲の広さです。難易度は決して高くありません。みっちり対策して落ちると言うのは、そこそこの学歴を持ち合わせている人であればまずあり得ないです。しかし、半年という短期決戦で乗り切るためには真っ当に戦うことを辞めるのが大事です。

少なくとも“受かるための”筆記試験の対策を最短で行いたいのであれば、

 

・難しい問題はあり得ないぐらい潔く捨てる

・重箱の隅を突っついたようなマニア問題を捨てる

・広く浅く、網羅性を大事にして、深追いしない

 

を必ず意識して試験勉強を行ってください。完成度6.5〜7割行けばまず受かる感じなので、捨てる3割を見極める思考法がポイントです。真島な人に限って、完璧性を求めて、全範囲1周するのが遅いと言う傾向があったので、それはやめてください。

なんとなくでいいので、全教科の前範囲をざっくりやっておいて、合格ラインに滑り込む!という意識こそが正解の試験であることを理解しましょう。

公務員試験を半年で突破するための勉強スケジュール!

 

 

ここからは、公務員試験を半年で乗り切るためのスケジュールのモデルケースを紹介します。専門科目が必要な国家公務員試験を例に紹介しますので、教養だけの人は教養部分のみを参考にしてください。

最短で合格するための半年間のタイムスケジュールはこう。

 

0〜2ヶ月目:数的処理・憲法・民法・経済学を1周する

3ヶ月目〜4ヶ月目:数的処理・憲法・民法・経済学をもう1周する

5ヶ月目:憲法・民法・経済学以外の専門科目残り2つを1周する

6ヶ月目:過去問対策

ポイント①:国語、英語、知識(社会・理科・時事)は対策しない

ポイント②:英語が得意な人は専門科目は迷わず英語で2つ攻める

 

基本この流れで筆記試験に合格すると言う目的を遂げることはできます。これは独学でも予備校でも大体こんな感じです。

公務員試験対策は点数に直結する、数的処理と法律・経済科目を出来るようにしておき、残りは何となく見たことある感じのものを増やしておき、本番勝負に望むことができれば十分です。本当にこれで受かります。

国語や英語の文章問題などは対策不要(しても変わらない、ポテンシャルの問題)なので、ここで捨てる勇気が試されます。その分の時間を重要な主要科目対策をしておけば、落ちることはありません。

仕事しながら対策をする場合はかなりヘビーな半年になりますが、やり切ってしまえば公務員への転職はさほど難しくありません。国家公務員は地方公務員と違い、筆記試験さえクリアすれば、どこかの省庁は拾ってくれます。人気のない省庁は中々人が集まらなくて困っているレベルなので。

しっかり勉強が出来る人であれば公務員試験は半年で突破し、無事内定まで持っていくことは決して難しくありません。

公務員への転職は決して難しいわけではない!

 

 

以上、公務員への転職を考える方向けに、半年で公務員試験を突破する方法をお伝えしてきました。

はっきり言いますが、きちんと対策をしてさえおけば、公務員に転職することはそこまで難しいことではありません。ほとんどの人は試験対策があまりにもしんどいので、途中で投げ出してしまうから失敗するだけです。ちゃんとやれば受かります。

僕の前職の同期でも、公務員になる!と言って退職し、1年間の準備期間を用意したにも関わらず途中で挫折した人もいましたが、僕は半年しかなくても、全ての筆記試験をクリアしています。

その差はシンプルにコツを掴んでいたということと、半年間の継続力、続ける力だけです。頭の良さが求められる試験ではなく、かなり心の強さが求められる、根気のいる試験だと振り返ってみて思います。

だからこそ、ちゃんとやりさえすれば公務員への転職は難しくないので、自信を持って転職活動をしてください!!

最後に:公務員への転職に失敗した場合のリスクヘッジも重要

 

 

最後にですが、現在転職したいと考え、公務員への転職を有力な選択肢の1つとして考えられている人にアドバイスですが、公務員試験1本勝負の転職活動は辞めてください。これは会社を辞め、公務員試験予備校に通う場合であったとしてもです。

僕自身、会社を辞め、背水の陣で公務員試験対策をやりましたが、やはり合格出来るかどうかの確証が得られない試験の対策をし、かつ莫大な勉強量を求められ、日々プレッシャーとの戦いでした。結果的には上手くいったのでよかったですが、今思ってもリスキーなことをしていたと思います。笑

社会人の方で転職を考える場合は、例え公務員が第一志望だとしても、民間の転職活動もある程度並行して行うことを強くオススメします。公務員試験の勉強もあるので、がっつり面接に行くようなことはできなくても、転職サイト等で情報収集をしながら、仮にダメだった場合の選択肢をイメージ出来ると気が楽ですよ。

それでは転職活動頑張ってください!!

ABOUT ME
長尾さん
割と頭はいいけど、社会不適合な人に「もっと好きに生きていいよ。」というメッセージを届けるメディア。①ブログ運営、②資産運用、③働き方について発信中。 新卒で入社した生保を即退職し、国家公務員に転職するも「会社勤め無理」と悟りの境地に達し起業。PCに文字を入力するお仕事でPC10台分ぐらいは稼げてます。勤務地は地球です。※協調性はありません。